マックスブレンド撹拌槽

混合時間比較

マックスブレンド

ダブルヘリカルリボン

2. 広い粘性範囲に対応

従来翼に比べ、低粘度から高粘度まで幅広く安定した混合性能を発揮し、粘度変化の発生する多品種の生産に最適です。

粘度範囲

異粘系混合

マックスブレンド

傾斜パドル2段

3. 液面変化に安定

従来の多段翼では、液レベル変化時に液循環フローが変化する問題がありました。
マックスブレンドは、高さ方向に連続した翼構造である事から液レベル変化に対して安定した性能が得られます。
（液循環フローの見本は、混合時間比較写真を参照）

4. 優れた伝熱特性

槽の壁面全体に均一で強い流れを形成できるので、より高い伝熱係数が得られます。高い混合性能との相乗効果により槽内温度の均一化が得られ、液レベル変化が少ない事で温度制御が容易になります。

伝熱性能比較

5. 少ない消費動力

低回転・高混合性能により、効率的な全体循環が実現できるので、動力および熱源消費電力を低く抑える事が可能です。

6. 均一な固体分散性

槽低部からの強い吐出流により、低回転・低動力で固体の均一分散効果が得られます。
また、従来翼にみられる翼近傍での局部高剪断領域が少なく、固体粒子の物理的破断を最小限に抑えられます。

• 粒度分布（マックスブレンド）

  

• 粒度分布（平パドル）

  

7. 粒径制御が容易

均一な剪断効果が得られる事から懸濁重合や晶析操作で、シャープな粒径分布を確保できます。

• 回転数変化（マックスブレンド）

  

• 回転数変化（平パドル）

  

8. 少ない付着

9. 良好な通気撹拌特性

槽内のガス分散特性が高いので、高剪断を嫌う醗酵槽などにおいても良好な通気性能を示します。

撹拌動力比較